お腹が空いて我慢出来ないことを性格のせいにしてはならない

思ったこと

身を持って思うことは

空腹を我慢出来ない、空腹時のイライラを

自分の忍耐不足や努力不足や性格のせいだと

思ってはいけないということです。

 

39度以上の熱が出たらまともに行動できないことと

同じことだと思います。

 

空腹時のイライラや疲労感や

空腹を我慢出来ないことを性格のせいにしてしまうのは

不注意で手をぶつけたり火傷したら痛い、

それを痛いと思ってもいけないと言っていることに等しいと思います。

 

キレ口調にしかモノを言えない人に遭遇した時、

人のことは人のこと、人の人生なので

お体の具合が悪いのかなあくらいに思っておけば良いと思います。

でも自分が空腹時に異常な疲労感やイライラを感じた時は

自分のことなので、それを性格のせいだと自分を責めるのではなく

原因と対策を考えるほうが

自分にとっても、自分と関わる周囲の人にも、良いと思います。

性格の問題ではなく体の具合が悪いのだ、と

自分を受け入れることが必要だと思います。

原因に気づけないと対策も出来ないので

性格のせいにしていては解決策にたどりつけません。

 

お腹が空くと我慢出来ない人やイライラする人に対して

「まるで子供」、我慢が足りない、性格の問題として扱う人も

世の中にはいます。

そのような発言をされる方は、低血糖を起こしていないのでしょうから

人のことは人のことなので、それで良いと思います。

 

しかし私は、子供の頃から大人になっても、最近までずっと

無自覚な低血糖(低血糖自体は自覚があったけど

大食いでもなければ甘いモノも食べないので原因に気づけなかった)

だったところを、偶然、対策に気づくことが出来たので

低血糖ゆえの異常な疲労感やイライラも、

普通の人の空腹感も、両方経験しています。

低血糖の状態での空腹の感じ方は

自分ではそれを「空腹」「お腹が空いた」としか思っていないのですが

実際は「普通の人の空腹感」とは、かけ離れたものだと思います。

39度以上の熱を出した時のような強い疲労感、視界にモヤがかかる、

体が鉛のように重く一歩一歩が辛い、立っているのも辛い、

のぼせたように熱い、震えて手の指がうまく動かない、

燃え上がるようなイライラとそれを必死に理性で抑えている自分、

低血糖の時の私の空腹感とは、このようなものでした。

 

最近、原因や対策に気づくことが出来て

まだ試行錯誤の段階ではありますがそれでも以前よりは大幅に楽になって

生まれて、物ごころついて以降はじめて、

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「普通の人の空腹感ってこんなもんなんだ」っていう経験をしました。

お腹が空いているのはわかるけど、

疲労感やイライラはない、という感じ。

空腹と、体の疲労感は別の話、という感覚です。

これなら

もし今すぐは食事を摂れない状況でも空腹を数時間は我慢できます。

 

私の場合は、糖尿病でもなく糖尿病の薬を飲んでいるわけでもなく、

甘いモノも食べない、食事もごく普通の量なのに低血糖が起きる原因は

子供の頃から強い疲労感の中、生きてきたこともあって

元々、炭水化物を摂ることが出来る許容範囲が低いのではないかと思っています。

 

私は、

「低血糖なんだから人に迷惑しても仕方ないだろ!?」というようなことを

言いたいのではありません。

ただ、自分を責めないで、性格のせいにしていても解決出来ないから、

と過去の自分に対して思います。

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